「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

トマト缶

 トマト缶を使った料理は野菜もたくさん摂ることができるし、調味料だってがつんと減らせることができる。冷蔵庫の中身を循環させることが一種の生きがいと言っても過言ではない。

 同居人は新しいもの好きでよく~のたれを買ってくる。買ってくるのはいいが、それを自分で食べずに全部こちらに与えてくる。しかも大体こちらの好きな味ではない。そうなると、冷蔵庫の肥やしとなりいつの間にか死んでいる(賞味期限が)からなんとかして無くしていかなくてはならない。

 トマト缶は癖の強いものをまとめ上げることに長けた優れたやつだと思う。カレーは立派な例だと思う。あんな個性あふれるスパイスたちをまとめることができるんだ。(調合次第で缶抜きでもどうとでもなると言われたらそれまでだが)

 その長所を存分に利用させてもらってぽんぽんと調味料を入れていく。なんと今日作ったパスタソースでは3つの調味料を無くすことができた。冷蔵庫がなかなかに空いた、最高にすっきりする。

 大半が冷蔵庫にたまたまあって消費したいもので作られるので、その都度違う味になる。今回のパスタソースの材料を書き記そう。(作り方だけは毎回一緒だが、折角なのでそれも)

 

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『ねぎたちとひき肉のトマトソース』4人前ぐらい

・トマト缶:1個

・ひき肉(今回は豚だった):中ぐらいのパック

・玉ねぎ:1つ 少し小ぶりだった

・長ネギ:白いとこ全部。1本

・白ごま:フライパンが軽く覆いつくすぐらい

ローリエ:1枚

・にんにく、しょうがのチューブ:フライパン1周

・やきとり、棒棒鶏のたれ:あるったけ。1/3ずつ残ってた

・シナモン:ほんのわずか残ってたので全部

・水:たれとトマト缶の残ったやつを出せるぐらい

・塩、コショウ、サラダ油:てきと

 

①ねぎたちをみじん切りにしてフライパンへ

②油と塩を入れて点火、ここで塩を入れておくと水分が出てあめ色にしやすくなる。あめ色はみじん切りの細かさと塩で決まるぞ

③中火で焦げないように混ぜる。少しことことしはじめたらにんにくとしょうがを入れる。いっちゃん最初に入れないのは焦げやすいから

④色が良くなったらひき肉を投下。肉の色が変わったなぐらいで調味料たちを全投下。

⑤とろ火で20分煮込む。10分おきに混ぜに行ったができたらずっとそばにいてあげる方がいい。底で焦げやすくなっている。ここでコショウとか塩とかの最終調整をしてあげる。

 できあがり