「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

回想 ロフトのある部屋

抱き締められた体の重み、触れる頬の柔らかさと温かさ、華奢にも関わらず手を回して知る背中の広さ、立って抱き締めた時に感じた顎を肩に置きづらい身長の高さ。そして何より嬉しかったのは、ふと眠りの世界から戻った時に最初にあった感覚が頭を撫でられて…

本日記②

腹心の友から貰った、よしもとばななさんの『もしもし下北沢』を読み終えた。まるでパラレルワールドの私みたいな人が主人公だった。終わりの気配を感じながら、その終わりを受け入れる。冷たいようで暖かい終わりを知る主人公。その気持ちを抱えながら生活…

200

200回見て貰えたようです。 みなさんどうもありがとうございます。

終電と星

「あ、イルミネーション!」 アパートの前に立っている2本の木が電飾を施していた。実は近くに寄るまで蔦に電飾を施していると思っていたのは内緒である。 あれもそうだよ、これすごいね、と心が踊る。渋谷や恵比寿のイルミネーションもいいがこういう家のモ…