「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

日常の延長線

一端

「やっていけないよ。」 おもむろに箱を取り出せば慣れた手つきで蓋を開け、吸って、そして大きく吐き出すと共に、ずずっと前のめりになる。煙を肴にするように追って麦酒を流し込む。 その一連の動作に何故だか目が奪われる。その光景も印象的だが、何より…

心を空に

心を空にする術を2つ持っている。1つは掃除、もう1つは料理だ。 悲しくなったり、苦しくなったり、どうしたらいいのかわからなくなる時があるとわっと泣いていつの間にかどちらかの行動に走るのだ。 両方とも共通しているのが没頭して悩みで覆いつくされてい…

てすてす

スマホ投稿を試してみる 果たしてどんな感じなのか うだる暑さ。 湿気は一応消えたようだ 空を見上げると突き抜ける群青 会計嬢は昔も変わらぬ聞き取りやすい素敵な声

感動屋

久しく文字を綴っていない。今晩は夕寝をしたから目が少し冴えている。 最近己の出来損ないさに心がそこそこに折れていて、ふと気を抜くと涙が出そうになる。 人と話していないと、心にぽっかりと穴があることを気づかされ痛さが襲い掛かる。その時もそうだ…

7番線

昨日素敵な女性を見た。年齢は60代だろうか。 デニールが低い黒のストッキングに少しヒールのあるパンプス、白と黒のチェックをベースに大きな花があしらわれたプリーツのない、どこかOld styleなワンピース、その上に黒いウエスト辺りまでの短いカーディガ…

はじめて

午前1時を回った今、特段何かを書きたいわけではなかったが、ふと自分のIDの由来、そして気に入った単語を紹介したい。 “ドゥーチュイムニ―” これが自分のIDであり、言い換えると“独り言”。ふと脳内に降りてきたものだから、そのまま採用しようと思った。こ…