「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

7番線

 昨日素敵な女性を見た。年齢は60代だろうか。

 デニールが低い黒のストッキングに少しヒールのあるパンプス、白と黒のチェックをベースに大きな花があしらわれたプリーツのない、どこかOld styleなワンピース、その上に黒いウエスト辺りまでの短いカーディガンをまとう。

 ショートヘアのその人は燃えるような赤い髪でそれがまたとても似合う。隣に男性(恐らく夫)がいたのだが、正直そちらは思い出せないほど女性に目を奪われてしまい何度も眺めてしまった。

 「“昔”があって“今”を生きている」がここまで目を奪われるほど具現化されている人を初めて見た気がする。とても魅力的であったのでできることなら再びお目にかけたい。

 さて、今は大体0:40を回ったところだ。今日は起きるのも早いしこの辺で。