「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

2019-12-30から1日間の記事一覧

回想 ロフトのある部屋

抱き締められた体の重み、触れる頬の柔らかさと温かさ、華奢にも関わらず手を回して知る背中の広さ、立って抱き締めた時に感じた顎を肩に置きづらい身長の高さ。そして何より嬉しかったのは、ふと眠りの世界から戻った時に最初にあった感覚が頭を撫でられて…

本日記②

腹心の友から貰った、よしもとばななさんの『もしもし下北沢』を読み終えた。まるでパラレルワールドの私みたいな人が主人公だった。終わりの気配を感じながら、その終わりを受け入れる。冷たいようで暖かい終わりを知る主人公。その気持ちを抱えながら生活…