「あれ、なんだっけ」

一介の人の妄言と出来事

凡庸

僕には一体何がある。もがいて悔しくて何もできずにただただ部屋の隅にある窓を見て泣いたあの時を思い出した。
周りには凄い人しか存在せずに話せば話すほど己の凡庸さを痛感させられた。
なんでこの人たちは自分を好いてくれるのだろう、足掻くことしかできないこの僕を。今もまた、そんな僕でいる。